DTF (Direct To Film)とは

専用のフィルムにフルカラー印刷をし、そこにパウダーを塗すことによって転写シートを生成する方法。 ナイロン素材やポリエステル素材へのフルカラープリントが可能となります。

インクジェットプリントとDTFの違いについて

どちらもフルカラープリント可能ですが、以下の点で仕上がりが異なります。

  • 質感
    インクジェットプリントの方が生地への馴染みがよく、ボディ自体の風合いを損なわない自然な雰囲気です。DTFは、より生地に対してプリントがしっかりと乗り、表面に光沢があるような感じに仕上がります。
  • 発色
    プリントの色味は使用プリンターの関係上、異なったものになります。淡色ボディへプリントした際の発色はDTFの方が鮮やかです。また淡色ボディに対しても濃色処理なしで白色プリントが可能です。
  • デザイン
    より細かく細いデザインの表現はインクジェットプリントの方が向いております。

ラメプリントについて

DTF加工[ラメプリント]への変更の場合:DTFの価格 +600円 ラメプリントはDTFによる特殊プリントを施し、光に反射し、虹色に輝きます。
DTFと同様の注意点に加え、下記2点ご了承くださいますようお願いいたします。

  • デザイン周りへの多少のラメの飛び散り
  • 洗濯等によるラメの多少の剥がれ(プリント部分への摩擦によるラメの剥がれを最小限に防ぐため、 手洗い、または裏返してネットに入れて洗濯することをおすすめいたします)

注意事項

熱プレスによるボディへの跡残りについて

ナイロン及びポリエステル素材ボディへの熱圧着を行うため、プリント面へのヒートプレス跡が残ります。
ボディが熱により溶けて跡になるため、洗濯での解消は難しいですが、アイロンで跡部分を均すことで解消されます。
※納品時は弊社で最低限のアイロン処理を行いますが、多少の跡残りに関してはご了承ください。
※ポリエステル素材への跡残りの方がナイロンより多少目立ちます。

デザイン縁にパウダー痕が残る

ボディの種類やご入稿データのデザインにもよりますが、デザイン周りにパウダー痕が残ります。(ボンドが固まって透明になるようなイメージ)
予めご了承ください。
※特にナイロン素材へのプリント時は目立ちます

柄物ボディへの加工

柄物ボディへの加工はプリントに柄が干渉し、若干透けて見える仕上がりになりますのでご注意ください。

線の細さの限界値 3mm (約8pt)

線が細ければ細いほどプリント堅牢度は下がり、またプリント縁部分のパウダー痕も目立ちます。
線の細さの限界値である3mm(約8pt)以下のデザインは基本的に製作不可とします。
これは堅牢度やパウダー痕の問題だけではなく、細すぎるデザインは白版が生成されず、デザインとして反映されなくなるためです。

ご入稿について

ご入稿データの形式

PNG、JPG、PSD,AI等

カラー形式

RGB 解像度350推奨

プリントサイズ

商品によって異なります。各商品ページに掲載されているDTF加工最大プリントサイズをご確認ください。
お客様からいただいたデザインデータをそのままプリントしております。 色味などの見え方は、ご使用のモニターや環境、プリントされた製品とお客様のイメージしている色味などとは多少異なる場合があります。
カラーの再現はプリンターの性質に依るものなので、こちらで色味の微調整は出来かねますのでご了承ください。
※金色・銀色・蛍光色でのプリントは出来ず、近似色でのプリントとなります。